コンピュータ将棋選手権にもクラウドが

決勝を観戦してきた。
今年はリモートが多かった。
中でもGPS将棋はクラウド(AmazonEC2)を利用。
ついに選手権にもクラウド時代到来なのか。
1.6$/hのインスタンス×40×10時間≒5万円くらいをメンバーで負担したとのこと。
選手権のために高いマシンを購入していたことを思えば安いかもしれない。
ただ、クラスタのオーバーヘッドがあるので1手1分は欲しいとの田中先生の弁もあった。


クラスタで数十コアというような話を聞いていると、今後のコンピュータ将棋において、細かい最適化にエネルギーを使うのはあまり意味がないんじゃないかと思った。
プログラミングコンテストで定数倍の最適化をほとんどしないのと同じように。


余談だが、優勝した伊藤さんが私の出身学科の先輩だったとは驚いた。